研究特色と教育方針:社会の変化に順応する人材を生み出す!
- 工学から医学まで様々な分野におけるスマートセンシング技術、知能ロボット・メカトロニクスシステム、発達・感情・健康など人間の成長と生活に関わる科学に関わる基礎研究ならびに応用技術開発を国際的・学際的に行っています。
- 本研究室では、ものづくり創成教育と応用研究を通じて専門技術と知識や課題への解決能力を習得しながら、社会に役立つOutcomesを生み出すことを常に支援・奨励しています。
目指す育成人材像
- 自ら課題を発見提案できる人、幅広く挑戦する人、他分野や異文化に興味を持てる人、前向きに踏み出せる人
関連分野
- 機械工学、ロボット工学、電気電子工学、医療福祉、IoT、ビックデータ、生物化学、脳神経科学など
研究概要
-
介助動作の分析と定量化に関する研究
-
呼吸と睡眠の計測と解析
-
身体弱まりと転倒リスクの予測と低減
リストバンド型の加速度計だけで筋肉の動きを推定しシミュレーション
-
手術ロボットの設計・開発
-
複合振動を用いた超音波メスの血管凝固実験
超音波メスで血管内膜を凝固させながら切開する実験(左)と凝固させた2枚の血管内膜の接着力を評価する実験(右)
-
光ファイバセンサ搭載カテーテルの開発
臨床実験の様子
-
スマート農業・家庭用栽培キットの開発
呼吸や心拍などの生体情報を長期間にわたりモニタリングすることで,”睡眠の質”や”精神ストレス”を解析しています.本研究を通して,心肺音・心電計測技術およびその信号処理技術,健康情報解析技術を学び,新しい診断技術を開発していきます.
-
肺炎予防のための呼吸診断&トレーニング装置
肺炎は高齢化に伴い増加傾向にある重大な病気です.にもかかわらず肺炎の予兆は素人では診断が難しい課題があります.本装置は簡単な方法で呼吸音を評価することで肺炎の予防を促します.また,トレーニングと併用することで,肺活量などが向上しているか調べることもできトレーニングのモチベーションアップに繋がります.
低侵襲手術のための小型治療・診断デバイスの開発を行っています.数値シミュレーションによる構造設計や,設計されたデバイスを実際に試作し実験を行っています.低侵襲治療のためのデバイスを実現するためには”小型化による出力の低下を動作の工夫でカバーする”必要があります.工夫次第で今は実現できない治療を可能にし,体力が低下している患者さんでも治療できる機器を開発していきたいと考えています.