この夏、仁済大学の魅力あふれるキャンパスで、8月21日から28日まで開催されたSPIED2023(国際学生プロジェクト:イノベーション&エンジニアリングデザインコンペティション)に、研究室から出場した学生たちが見事な成果を収めて帰ってきました。
この国際プログラムは、工学・技術分野の革新と創造性を促進することを目的としており、アジア各国から集まった若き才能が最新のプロジェクトを企画立案し設計試作する場となっています。そんな国際的な舞台で、我々の研究室は参加者全員が銀賞以上を受賞するという素晴らしい成果を得ました。
特筆すべきは、修士1年の川田君が所属するグループが、14チーム中たった1チームに贈られる「Grand Award」を受賞したことです。彼らのプロジェクトは、審査員たちから高い評価を受け、革新性、実用性、プレゼンテーションの優れた融合が認められました。川田君のグループが取り組んだプロジェクトは、「Automatic Garbage Classification Device Based on Machine Vision」で、AIを用いたゴミの種類の判別と機構による分別をテーマとしたデバイスの提案で、実装された試作品の技術が最も評価されていました。
他の学生も金賞3名、銀賞6名と大健闘でした。
今回の受賞は、学生たちが日々の研究で培った専門知識と技術を、国際的な舞台で発揮し、認められた結果だと考えています。このような経験は、彼らにとって計り知れない価値があり、新たな視点を得て、異文化交流を通じてその視野を広げると共に、自らの研究に生かしていってくれると信じています。
また、これらの経験や成果は将来の就職活動において大きなアドバンテージになります。
私たちは、学生たちがこれからも国際的な舞台で活躍し、研究の成果を世に問い続けることを心より願っています。